三井記念美術館は、三井文庫別館が2005年に三井家や三井グループに縁の深い日本橋の三井本館(重要文化財)に移転し、開館した美術館です。三井家が江戸時代から約350年にわたって収集してきた美術工芸品約4,000点を収蔵しており、国宝6点、重要文化財75点を含む茶道具・絵画・書跡・刀剣・能面など多岐にわたるコレクションを誇ります。三越前駅からすぐという好立地にありながら、重要文化財に指定された昭和初期の洋風建築「三井本館」の7階に位置し、重厚で格式ある空間が魅力です。

訪問時期: 2026年2月
企画展「生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」
企画展期間: 2026年2月21日(土)〜4月5日(日)
日本橋にある三井本館の7階にある美術館です。今まで行ったことがなく今回が初めての訪問でした。

訪問時の企画展は、開館20周年を記念した特別展「生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」。在原業平(825〜880)の生誕1200年にあたる年に、伊勢物語を題材とした絵画・工芸・茶道具を一堂に集めた展覧会です。
理系出身ではあるのですが古典は好きで、伊勢物語にはもともと関心がありました。伊勢物語の魅力は、恋や人生といった現代にも通じる普遍的なテーマを描いているところにあると思います。だからこそ、歴代の多くの画家たちがインスピレーションを得やすく、美術として表現しやすい題材なのでしょう。
特に印象的だったのは、有名な「八橋」を題材にした作品の圧倒的な多さです。八橋が日本文化にいかに大きな影響を与えてきたかを改めて実感しました。八橋の舞台である三河にもいつか訪れてみたいと思います。
この少し前に根津美術館でも伊勢物語展を見ていたので(こちらの記事は後ほど書きます)、高校生時代の古典の知識を再確認する良い機会にもなりました。
こちらを読んで伊勢物語の復習をしてます。
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企画展の詳細はこちら

屏風コーナー(撮影可能)
展示室内は基本的に撮影不可ですが、屏風のコーナーのみ撮影が可能でした。

物語全部が描かれたものも
施設の感想
古い建物を活かした展示室の重厚感がとても良いです。近代的なビルのアトリウムから入って、昭和初期の洋風建築へと進んでいく体験は、他の美術館にはない独特の魅力があります。
展示室の雰囲気は公式サイトの施設案内ページで見ることができます。
ショップコーナーも一般の美術館より高級感があり、茶道具を中心とした関連商品や、工芸作家・職人による小さな美術品が並んでいました。
お得情報:EX旅先予約
今回は東海道新幹線の予約サービス「エクスプレス予約」の EX旅先予約 で割引チケットを利用しました。普段から新幹線を利用する方にはお得な入館方法です。

基本情報
| 名称 | 三井記念美術館 |
| 住所 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 |
| 入場料 | 一般: 1,000円(特別展は1,300〜1,500円) 大学・高校生: 500円(特別展は800〜1,000円) 中学生以下: 無料 ※70歳以上は割引あり |
| 開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替期間、年末年始 |
| アクセス | ・東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅A7出口より徒歩1分 ・東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅B9出口より徒歩4分 ・JR東京駅 日本橋口より徒歩7分 ・JR神田駅 南口より徒歩6分 |
| 備考 | ※入口は日本橋三井タワー1階アトリウム ※常設展示はなし(年5回の企画展を開催) ※専用駐車場なし |
| 公式サイト | 三井記念美術館公式サイト |
お得なチケット情報
ミュージアムパスポート
三井記念美術館では、企画展を何度でも鑑賞できる年間パス「ミュージアムパスポート」を販売しています。1名様用が4,000円、2名様用(本人+同伴者1名)が6,000円で、購入日から1年間有効です。年5回の企画展が開催されるため、3回以上訪れるなら元が取れるお得なパスポートです。美術館受付チケットカウンターで購入できます。




