根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860〜1940)が蒐集した日本・東アジアの古美術品コレクションを展示するために、1941年(昭和16年)に開館した美術館です。国宝7件、重要文化財92件を含む約7,600件の所蔵品は、絵画・書跡・彫刻・陶磁・漆工・金工など多岐にわたります。

2009年には建築家・隈研吾氏の設計によりリニューアルオープンし、和風家屋を思わせる大屋根が印象的な現在の姿になりました。美術館の敷地には約17,000㎡の広大な日本庭園が広がり、4棟の茶室が点在しています。毎回テーマの異なる展覧会を年7回ほど開催しています。
訪問時期: 2025年11月
表参道から美術館へ
電車の広告で伊勢物語展のことを知り、興味をひかれて行ってみることにしました。
地下鉄で表参道駅を降り、地上に上がれば、そこはキラキラな都会。都内でも下町住まいの私から見ると、ここは外国か?という雰囲気のブランドショップが立ち並び、おしゃれな外国人も歩いている街です。
標識通りに歩いていくと、和風の趣のある建物が見えてきます。根津美術館に到着しました。隈研吾氏が手がけた建物は、表参道のブランドショップ街の先にあるとは思えない落ち着いた佇まいです。

特別展「伊勢物語 美術が映す王朝の恋とうた」
企画展期間: 2025年10月4日〜12月7日(※すでに終了)
在原業平の生誕1200年を記念した特別展です。
展示はそれほど多くはないですが、尾形光琳の屏風や、平安時代・江戸時代の伊勢物語の写本など、さまざまな展示があり、伊勢物語の世界に浸ることができました。事前に伊勢物語の内容を少し勉強し直しておいたので、展示の内容が頭に入りやすかったです。

なお、この後に訪れた三井記念美術館でも「在原業平と伊勢物語」展を見ており、高校時代の古典の知識を再確認するいい機会になりました。
展覧会の詳しいレポートは美術館ナビの記事にあります。

庭園散策
午後から訪れたので日が暮れてしまうと思い、企画展を見た後、少しだけ庭園を散策しました。
ここは本当に都心か?と思うほどの広大な庭園が広がっていました。さすがに全部歩くのは無理なので、またゆっくり訪れることにして、館内に戻りました。
庭園の地図はこちらで見ることができますが。地図を見てるだけでとにかく広さに圧倒されrます。

設展を見ているうちに閉館時間が迫ってきてしまったので、少しショップを見て帰路につくことに。
施設の感想
美術館としてだけでなく、都会の庭園散歩にも最適な美術館です。表参道のブランド街を抜けた先に、こんなに静かで広大な和の空間があるとは思いませんでした。またゆっくり訪れたいと思います。
入館料は特別展でオンライン予約で一般1,500円、企画展は1,300円。学生の割引も多く、都内の美術館としては比較的リーズナブルです。庭園の散策も含まれると考えると、とてもお得に感じます。
次に行きたい展覧会
特別展「光琳派 国宝『燕子花図』と尾形光琳のフォロワーたち」
2026年4月11日(土)〜5月10日(日)
根津美術館が誇る国宝『燕子花図屏風』が見られる展覧会。これにはぜひ行きたいと思っています。

基本情報
| 名称 | 根津美術館 |
| 住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1 |
| 入場料 | 特別展(オンライン予約): 一般 1,500円 / 学生(高校生以上)1,200円 企画展(オンライン予約): 一般 1,300円 / 学生(高校生以上)1,000円 中学生以下: 無料 ※窓口購入は各+100円 ※オンライン日時指定予約制(空きがある場合のみ窓口販売) ※2026年4月の「光琳派」展より一部料金改定予定 |
| 開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、展示替え期間、年末年始 |
| アクセス | ・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅A5出口より徒歩8分 |
| 備考 | ※庭園・NEZU CAFÉ・ミュージアムショップの利用は美術館入館者のみ |
| 公式サイト | 根津美術館公式サイト |
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